フィルター自動掃除機能にはメリットもありますが、デメリットももちろんあります。
デメリットが気になってフィルター掃除機能なしのエアコンを購入したいと考えている人向けに、おすすめのエアコンを紹介します。

管理人:おすけぞー
- 建築設備機器の専門商社勤務(2007年~)
- 2級管工事施工管理技士
- 専門分野
空調機器:ダイキン工業
ダイキン製品の販売からサービス・改装・技術的な問い合わせに対応。
家庭用エアコン・業務用エアコン・エコキュート・セントラル空調製品までダイキン製品を取扱しています。
フィルター自動お掃除機能付きのメリット・デメリット
自動お掃除機能付きエアコンのメリット・デメリットを改めて簡単に紹介します。
- フィルターの掃除回数が減らせる
- フィルターがきれいな状態で運転できるので節電につながる
- フィルター掃除が不要というわけではない
- ダストボックスの掃除が必要
- 油やタバコのヤニは取り除けない
- 手洗いしたい場合、取り外しが難しい
- 構造が複雑で内部にホコリがたまりやすい
- 故障の可能性がある
- エアコンの価格が高くなる
- 内部構造が複雑な分、カビが発生しやすい

フィルター自動掃除機能付きの場合、フィルターの掃除は不要だと思っている人が多いですが、実は1年に1回の掃除をメーカーは推奨しています。
自動お掃除機能付きのエアコンが発売されてしばらくの間、10年間フィルター掃除不要!とPRしながら販売していたメーカーですが、繰り返しになりますが、現在では1年に1回のフィルター清掃が必要と取扱説明書に明記してあります。
ダストボックスやフィルターのホコリを取り除くブラシもきちんと掃除しないと、自動お掃除機能は十分な効果が出なくなります。
フィルター自動お掃除機能なしのエアコンは実は少ない
フィルター自動お掃除機能なしのエアコンのラインナップはどのメーカーも少なくなってきています。
- ダイキン工業 SXシリーズ、Eシリーズ
- 三菱電機 FLシリーズ、Sシリーズ、GEシリーズ
- パナソニック Jシリーズ、Fシリーズ
- 日立 AJシリーズ
- 東芝 UXシリーズ、UMシリーズ
- 富士通ゼネラル VHシリーズ、CHシリーズ
- シャープ Eシリーズ、DGシリーズ、Pシリーズ
- コロナ Wシリーズ、Bシリーズ
フィルター自動お掃除機能なし おすすめエアコン4選



フィルター自動お掃除機能なしのエアコンでおすすめするのは4モデルです。3モデルはスタンダードモデル、1モデルはミドルグレードのモデルになります。
国内ルームエアコンのシェアはダイキン・三菱電機・パナソニック・日立の4社で70%になります。
ダイキンEシリーズ
日本で1番売れているルームエアコンは、シェアナンバー1のダイキンの中でも1番売れているEシリーズではないでしょうか。
- 除湿性能
- ストリーマー
フィルター自動お掃除機能がない価格帯のエアコンの中では、除湿機能に優れているエアコンです。
ダイキンの除湿機能は他社よりも優れた機能をスタンダードモデルに搭載しています。他社は1~3段階レベルでの調整のところ、ダイキンは9段階調整が可能です。
梅雨時期に除湿運転を頻繁に使用する人にはおすすめです。
三菱電機GEシリーズ
- 清掃性
- センサー機能
三菱電機のエアコンが他社より優れているのは、エアコン本体が分解しやすく掃除がしやすい構造になっていることと、センサー機能です。
GEシリーズにはムーブアイは搭載されていませんが、フロアアイという名称でセンサーは付いています。他社はこの価格帯のエアコンにはセンサーは搭載されていません。
パナソニックJシリーズ
- 遠隔操作(無線LAN接続アダプタ付)
- ナノイーX
スタンダードモデルでは無線LAN接続アダプターは別売のメーカーが多いですが、パナソニックJシリーズは標準装備されているので、アプリで遠隔操作をしたい人にとっては割安で買えるモデルになります。
ダイキンSXシリーズ
ダイキンのSXシリーズは見た目と機能を重視したミドルグレードのエアコンで、外観を重視したためかフィルター自動お掃除機能がないモデルになります。
フィルター自動お掃除機能がないエアコンは基本的には安価なモデルで機能はシンプルになりますが、機能や性能も重視したい人におすすめです。
- 除湿性能
- 遠隔操作
- ストリーマ
- 気流
- センサー