冬に入って寒くなってきたので、シーズンで初めて浴室暖房を使ったらボタボタボタッって…すごい音がして「なに…??」って困惑し、浴槽を見ると黒い塊が大量に……。
普段はずっと24時間換気モードを使っているけど、黒い塊が落ちてきたことはなく、約10年使っていて初めてのことだったので本当にビックリしました。

暖房モードの空気の流れは浴室内の空気を吸って、浴室内に吹き出すので、限界を超えた汚れが一気に落ちてきたのかなと思います。


黒い塊を落とすために暖房機を1日3時間くらい運転させました…。それでも黒い塊は3日間くらいは降ってきました。
使ってしばらくすると、ほとんど黒い塊は降ってこなくなったけど、汚れが気になるので自分で分解清掃できないか挑戦してみました。
我が家の浴室暖房乾燥機はマックスのUFD-110Aというものですが、取扱説明書にお手入れ方法はあっても、分解洗浄方法はありません。
取扱説明書は素人でも安全にできる範囲のメンテナンス方法のみ記載してあります。でも正直、取扱説明書に記載してあるお手入れ方法ではきれいにならないんですよね!
自分なりに調べながら分解洗浄にチャレンジしましたが、素人がやるものではないなと痛感しました。
我が家の換気扇





四隅のキャップはマイナスドライバーなどで押し込めが簡単に取れます。







換気扇のカバー裏には黒い塊が大量に!蚊の死骸もありました…。
黒い塊はホコリとカビが水分で混ざり合って塊になったものです。


カバー裏は汚いですが、プラスチックなのでシャワーとブラシで簡単に洗浄できました。



カバーを外した後の本体はこんな感じです。
暖房機の部分とファンがかなり汚れていました。


暖房機部分の汚れは雑巾で掃除して少しはきれいになりました。
ファンと電気ヒーター裏がこのままでは掃除ができないので、黒いカバーとヒーターを外すとダクトが見えます。ダクト部分に黒い塊が大量にあるかと思っていたけど、割ときれいでした。


ただ、ヒーターを外した時に部品が落下してしまい、どうやって取り付けられていたのか確認できず落ちてしまったので復旧するのに時間がかかりました(汗)しかも落ちた時に浴槽に当たって浴槽に傷が…。





モードを切り替えるときに風向を調整する部材だと思います。
元通りにできなかったら浴室暖房が使えないかも!と焦りました。
この時は新品に交換しないといけない可能性も頭をよぎりました。
この部品もかなり汚れていますが、グリスが塗ってあるのできれいに洗うことができず、拭く程度で終わりです。それでも黒い塊などは割と簡単に落ちるので掃除は楽でした。
清掃の最終目標はファンだったので、あと少し!と意気込みましたが、ファンが外せず…。
ナット外してキャップのようなものを外してもファンが外れません!





何度も挑戦するも、これ以上やっても壊してしまうだけのような気がしたので、掃除を諦めました。
ファンをよく見てみるとホコリやカビがすごい!!これは掃除したかった…。


分解するのに外したビスは12本くらいと少なく、外すのはとても簡単でしたが、約1時間かけてきれいにできたのは、フィルターとカバー、電気ヒーターの表面、ファンの表面だけでした。
自分で掃除ができる場所だけでも掃除をすることをおすすめします。
我が家の場合、暖房シーズンに黒い塊が落ちてきましたが、浴室で洗濯物を干している人は特に気を付けた方が良いと思います。
- ブレーカーを落とす
- 浴槽全体を養生する
- 二人作業で部品が落下しないようにする
安全のため必ずブレーカーは落としましょう!我が家の分電盤は分かりやすくなっていました。


部品が落下しないように、部品がどうやって取り付けられているのか確認しつつ丁寧に取り外すためにも二人作業をおすすめします。



ビスや部品を何度も落としました。
ビスを外す際は排水口は必ず栓をしてください!下手するとビスが取れないところに落ちてしまいます。
簡易清掃ならできるけど、本格的な分解洗浄は私には荷が重かったというしかありません。
分解が得意な人はチャレンジしてみてもいいと思いますが、そうでない人は素直に取扱説明書の範囲内の清掃で妥協するか、プロにおまかせした方が無難かもしれません。
浴室乾燥暖房機のクリーニングをしている業者
おそうじ本舗




おそうじ革命





浴室乾燥暖房機1台で11,000円は少し悩みますね。
エアコンクリーニングとほぼ同じ金額です。
くらしのマーケット


くらしのマーケットだと、もう少し安くできる業者もありますが、基本的には浴室クリーニングのオプション扱いになっています。
浴室乾燥暖房機の汚れが気になったタイミングで、浴室の掃除もプロに依頼したいという人にとってはいいかもしれません。