ダイキン AシリーズとAXシリーズの違いを徹底解説

ダイキンエアコンのAシリーズ、AXシリーズに興味があるけど、違いが気になりますよね。

インターネットで価格を調べるとAXシリーズの方が圧倒的に安いので、機能が大きく違うのではないか…と思ってしまいませんか?

もし同じか同等であれば安い方を購入したいですよね!

そんな悩みを解決します!

エアコンの機能はもちろん、構成される部品番号まで比較しています。

自己紹介

管理人:おすけぞー

  • 建築設備機器の専門商社勤務(2007年~)
  • 2級管工事施工管理技士
  • 専門分野
    空調機器:ダイキン工業

ダイキン製品の販売からサービス、技術的な問い合わせに対応。

家庭用エアコン・業務用エアコン・エコキュート・セントラル空調製品までダイキン製品を取扱しています。

ダイキンエアコンには量販店モデルと住宅設備用モデルがあり、量販店モデルは名前の通り家電量販店で個人向けに販売されているモデルです。住宅設備用モデルはメーカー代理店などが設備工事業者向けに販売されているモデルです。

インターネットで販売されているエアコンは住宅設備用モデルになります。
(家電量販店がインターネット販売しているモデルは家電量販店モデルです)

量販店向けは少しでも安くするために機能を削っているとか、安価な部品を使用している……とか。
住宅設備用モデルは賃貸住宅や寮などに設置されるため、オーナーや企業向けにとにかく安くするためのモデルだとか…色々書かれています。

量販店モデル・住宅設備用モデルは同じです!

機能比較

2024年モデル比較

量販店モデル住宅設備用モデル
プレミアム冷房
クールブースト
さらら除湿(リニアハイブリッド)
AI快適自動運転
垂直気流/CL気流
オートスイング
高温風モード
ヒートブースト制御
遠隔操作
音声応答機能/高温防止モード
消し忘れ防止機能
ランドリー乾燥
水内部クリーン
ストリーマ
セルフウォッシュ熱交換器
防カビ加工ファン
フィルター自動お掃除
スイングコンプレッサー
タフネス冷房(50℃対応)
タフネス暖房(-25℃対応)
新・おやすみ運転

量販店モデルと住宅設備用モデルの機能は同じです。

消費電力や通年エネルギー消費効率(APF)も同じです。

構成部品を調べてみる

AN224AAS-W
量販店モデル
S224ATAS-W
住宅設備用モデル
熱交換器組立品(室内機)25408202540820
ファン組立品25319402531940
プリント基板組立品(補用)25576042557604
プリント基板組立品25561262556126
パネル24282172428217
リモコン組立品25560972556096
圧縮機24455152445515
熱交換器組立品(室外機)24814032481403
室外機プリント基板組立品
(室外機)
25579312557931
代表的な部品をピックアップ

リモコン品番が異なりましたが、販売ルート別で分けているだけで機能は同じです。

量販店モデルと住宅設備用モデルの違いはありませんので、安い方を購入してください 。

ラインナップ

  • 6畳~29畳用の10段階でラインナップ
  • 住宅設備用モデルは14畳より大きい機種で室外機電源タイプがラインナップされている。
  • 住宅設備用モデルは室内機の色にベージュがある。

性能比較

  • 消費電力や通年エネルギー消費効率(APF)は同じ。
  • 施工できる最大配管距離および最大高低差(室内機~室外機の高さの差)が違う
    ※住宅設備用モデルの方が長い

住宅設備用は家庭以外(老人ホーム、病院、ホテル)で使用されることも考慮されているので、ラインナップは多くなっています。

機能的な違いはなし! 施工面での違いはありました。

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