エネワンでんきは電気をたくさん使う家庭ほど電気料金が安くなる!

「エネワンでんきって初めて聞くけどどんな会社なの?」

「エネワンでんきに切り替えたら本当に安くなるの?逆に高くなったりしないか心配……」

物価高が続くなか、少しでも電気代を安くしたいと思って電力会社の切り替えを検討しているかと思います。

検討はしているけど、2022年末~2023年初めにあった、エネルギー価格高騰による電気代高騰のニュースを覚えていて不安に感じている人も多いかと思います。

本記事ではエネワンでんきに切り替えて電気代が安くなる人と、契約前に知っておきたいデメリットについて解説します。

毎月300kWh以上の電気を使用していて、より多くの電気を使用する家庭ほどお得になる電気料金体系です。

注意点は燃料調整費の上限設定がないことです。

節約できる電気料金と電気代高騰時のリスクを知った上で契約することが大切です。
リスクについても解説します。

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目次

エネワンでんきってどんな会社

株式会社エネワンでんきは「株式会社サイサン」「中部電力ミライズ株式会社」「株式会社いちたかガスワン」が出資している会社です。

株式会社サイサンは創業1945年、2024年8月期の連結売上高は1,980億の企業です。株式会社いちたかガスワンは株式会社サイサンの100%子会社です。

中部電力ミライズは大手電力会社で有名な企業ですよね。

中部電力ミライズが出資している理由は、中部3県(愛知県・岐阜県・三重県)のLPガスエリアにおいて、中部電力ミライズの小売電気事業を中心としたお客さま基盤を基に、「中部電力ミライズの「電気」」と「エネワンでんきの「LPガス」」をおトクにご利用いただけるメニューを展開していくことが目的のようです。

「中部電力ミライズの電気」が「エネワンでんきの電気」に替わってしまうケースも多そうですが!

中部電力ミライズプレスリリース

エネワンでんきは新電力にはなりますが、日本の大手エネルギー企業が運営している会社です。

エネワンでんきは燃料調整費に上限はない

新電力会社や大手電力会社の一部のプランでは燃料調整費に上限が設定されていません。

電力会社は発電するための燃料を国際市場から購入をしており、燃料価格は為替レートや世界情勢によって常に変動しています。調達燃料価格による発電コストを電気代に反映させる仕組みが燃料調整費です。

エネワンでんきの燃料調整費は大手電力会社と全く同じ金額になっています。エネワンでんきに切り替えたからといって燃料調整費が高くなることはないので、その点は心配しなくても大丈夫です。

ただ燃料調整費に上限が設定されていないことが、新電力への切り替えに対して心理的ハードルになっている人も多いと思います。

燃料調整費が高騰して、電気代が跳ね上がるリスクは避けたいですよね。

過去のニュースで電気代が高騰して月の電気代が10万になった!というようなイメージだけ残っていて、恐怖心がある人も多いと思います。まさに私もその一人でした。

ニュースになったのは市場連動型の新電力会社と契約していた家庭です。

2021年には大寒波による電力需要、天然ガスの供給不足、発電所のトラブルなどが重なって、1kWhあたり通常20円~30円のところ一時的に240円を超えるという異常値になりました。

毎月の使用電力が400kWhの家庭でも6万円程度にはなったと思います。

実はこの時の燃料調整費は大手電力会社の上限値には達していません。

燃料調整費の上限なしでもリスクは限定的

燃料調整費の上限を超えた過去

過去に2022年12月、2023年1月の2か月間は燃料調整費の上限を超えました。

具体的に上限値を超えた価格は下表の通りです。

東京電力管内 2022年12月の燃料調整費

電力会社(プラン)燃料調整費差額
東京電力(従量電灯B)5.13円(上限)6.79円
エネワンでんき11.92円(上限なし)

東京電力管内 2023年1月の燃料調整費

電力会社(プラン)燃料調整費差額
東京電力(従量電灯B)5.13円(上限)7.86円
エネワンでんき12.99円(上限なし)

2023年1月は東京電力(従量電灯B)の燃料調整費上限である5.13円を超えて12.99円となり、上限がないエネワンでんきの燃料調整費は12.99円となりました。

平均的な家庭(月間400kWh使用)に当てはめて計算すると、7.86円/kWh×400kWh=3,144円分の燃料調整費が多くかかってしまいます。

料金比較のところで詳しく見ますが、エネワンでんきの方が300kWh超えの電気代単価が2.98円/kWh安いので、東京電力(従量電灯B)で契約していた場合と電気料金を比較すると、実際には3,144円ー2.98円/kWh×100kWhになります。

燃料調整費の上限を超えたことで東京電力(従量電灯B)と比較すると、電気代は2,846円高くなりました。

燃料調整費の上限設定がないリスクは一般的な家庭で月3,000円前後になります。

燃料調整費は翌月分まで確認できますので、万が一燃料調整費が許容範囲を超えてしまった場合は電力会社の変更も検討できます。ただし契約1年未満の場合は違約金が発生します。

エネワンでんきは解約時に違約金は発生する?

1年未満で契約を解除した場合、3,300円(税込)の解約事務手数料が発生します。

キャンペーン利用時も注意が必要です。

2025年8月時点のキャンペーン内容は、1年以上継続して利用することを条件として、開通後に10カ月間の電気料金から1,000円割引(合計10,000円)するキャンペーンを実施しています。1年未満で解約した場合、割引したキャンペーン料金分の違約金が発生します。

例:契約後11カ月後に解約した場合

事務手数料3,300円+キャンペーン割引分10,000円の合計13,300円の違約金が発生します。

キャンペーン特典を目的とした短期乗り換えは電力会社も望んでいませんからね。

1年以上利用すれば違約金は一切発生しません。

我が家はエネワンでんきでいくら安くなる?

たくさん電気を使う家庭ほど「エネワンでんき」は安くなります。

逆にあまり電気を使わない家庭にはメリットはありません。

個人的には月500kWh以上を使う月が多い家庭にとってはメリットがあると感じます。

我が家は中部電力ですが、思ったより安くなりそうです。

実際にどれくらい安くなるか計算しました。

電力会社を切り替える前に、電気代がどれくらい安くなるか?燃料調整費のリスクを考慮してもお得か考え、自分なりに納得して切り替えをすることをおすすめします。

我が家の場合、エネワンでんきのエネワンバリューがお得になりました。

中部電力の料金表

エネワンでんき(エネワンバリュー)の料金表

比較表にするとこんな感じ

※差額がマイナスの場合、エネワンでんきの方が安くなります。

基本料金中部電力(従量電灯B)エネワンバリュー差額
30A963.42円930.42円-33円
40A1,284.56円1,240.56円-44円
50A1,605.70円15,50.70円-55円
60A1,926.84円1,860.84円-66円
電力量料金中部電力(従量電灯B)エネワンバリュー差額
最初の120kWhまで21.2円23.88円2.68円
120kWh~300kWhまで25.67円-1.79円
300kWh~28.62円26.60円-2.02円

※2025年8月時点

最初の120kWhまでと、120kWh超え~300kWhまでの単価が違いますが、300kWhまでの合計金額は同じになります。

中部電力の場合

(21.2円×120kWh)+(25.67円×180kWh)=7,164円

エネワンでんきの場合

23.88円×300kWh=7,164円

エネワンバリューは300kWh以上の電気を使って得になりはじめます。

我が家の電気使用量

我が家は春秋はあまり電気を使いませんが、冬に電気をたくさん使うのでかなり電気代がお得になりそうです。

下記比較金額は基本料金・燃料調整費・再エネ賦課金は含まず、純粋に電気使用量で比較しています。

年月日中部電力(従量電灯B)エネワンバリュー差額
2025年6月9,024円8,893円131円
2025年5月11,629円11,314円315円
2025年4月19,242円18,389円852円
2025年3月27,398円25,970円1,428円
2025年2月31,605円29,880円1,725円
2025年1月36,929円34,828円2,101円
2024年12月23,377円22,140円1,137円
2024年11月10,684円10,436円248円
2024年10月10,055円9,851円204円
2024年9月13,317円12,883円434円
2024年8月17,095円16,394円701円
2024年7月11,657円11,340円317円
2024年6月9,024円8,893円131円

2024年7月~2025年6月をエネワンでんきと契約していたら、電力使用量金で9,595円節約でき、基本料金で660円節約できたので、年間10,255円の電気代節約ができた計算になります。

キャンペーンの特典などとあわせて考えればお得な電力会社です。

まとめ

エネワンでんきがおすすめな人
  • 月間300kWh以上の電気を使用する家庭
  • 大手電力会社と同じ料金体系がいい人
  • 電気の使用時間帯を意識しないで、今のまま電気代を安くしたい人
エネワンでんきの注意点
  • 燃料調整費に上限がない
  • 1年未満の解約は費用が発生する

電気をたくさん使用する人ほどお得になるのがエネワンでんきです。

燃料調整費に上限がないことが最大の不安要素ではありますが、過去のデータを見てもそれほど大きな損失にはならないと思います。翌月の燃料調整費が確認できるので、毎月1回確認して万が一に備えれば無理なく節約できるいい会社だと思います。

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